健康や美容に良いと言われているヨーグルトを積極的に食べたいけれど、太るのでは?と思っている方は多いと思います。
ヨーグルトを食べると本当に太ってしまうのでしょうか?
今回は、ヨーグルトを食べると太るのか、朝、夜の適切なヨーグルトの食べ方を解説してみたいと思います。
ヨーグルトを食べると太るのか?
そもそも、ヨーグルトを食べると太ってしまうのでしょうか?
お通じがよくなる、肌がキレイになるなどの理由から、朝や夜に食べている方、多いでしょう。
また、ダイエット効果が期待できると、積極的にヨーグルトを食べる方が増えています。
ただ、ヨーグルトを食べて太ってしまった方がいるのも事実です。
その理由はヨーグルトの食べ方にあるようです。
どのような原因が考えられるのでしょうか?
ヨーグルトを食べて太る原因
ヨーグルトを食べて太る原因にはさまざまなものがありますが、主なものに次の3つが挙げられます。
食べ過ぎや糖分の多いものをとっている、糖質の多い食べ物を入れているなどですが、思い当たるものはありませんか?
食べ過ぎ
どんなにローカロリーの食べ物でも、食べる量が多いとカロリーオーバーになってしまい、太ってしまいます。
ヨーグルトは100g当たり60kcal程度で、食事の量をいつもと同じだけとっていると太ってしまいます。
ヨーグルトを食べる時は食事の量を少し減らすといいでしょう。
目安として、1日100~200g程度にとどめましょう。
糖分が多いヨーグルトを食べている
ヨーグルトと一言で言っても、無糖のものと加糖のものがあります。
このうち加糖の方は糖分が多くカロリーが高いため、毎日食べ続けていると太ってしまうでしょう。
できれば、無糖のものや果物が入っていないものを選ぶと良いです。
ヨーグルトに糖質の多い食べ物を入れている
いくら無糖のヨーグルトを選んでも、食べる時に砂糖やジャム、マーマレードなどを入れてしまうと、カロリーが高くなってしまいます。
ダイエット中は無糖のヨーグルトをそのまま食べましょう。
甘さを加えたい場合は、少量のはちみつを入れるのがオススメです。
適切な夜のヨーグルトの食べ方
ヨーグルトを朝食べる方もいれば、夜食べる方もいると思います。
栄養素の中でカルシウムは吸収しやすいものの1つですが、夜食べることでより効率よくとることができます。
そこで、ヨーグルトを夜食べることをオススメします。
ヨーグルトの食べ方
ヨーグルトの食べ方
夜ヨーグルトを食べる際、寝る前に温めて食べるといいでしょう。
その理由は、冷蔵庫で保存されたヨーグルトは冷たく、体を冷やしてしまうからです。
人間は体温が下がった時に眠気を感じますが、冷えたヨーグルトを食べてしまうとベッドに入る前に体が冷えてしまい、眠気が起きるタイミングがずれてしまって入眠しづらくなるからです。
適切な量
夜ヨーグルトを食べる際、適切な量を守ることも大切です。
大量に食べてしまうと、カロリーオーバーになってしまうので気をつけましょう。
また、寝る前にたくさん食べると、消化器官が食べものを消化しようと一生懸命動くため睡眠の質が低下してしまいます。
寝る直前にヨーグルトを食べるのはやめましょう。
注意点
ヨーグルトは健康や美容にいい食品と言われていますが、最近、虫歯防止効果があることが分かってきました。
実はヨーグルトの中の乳酸菌が虫歯菌を殺菌すると言われています。
ただ、いくら乳酸菌が入っているからと言って、寝る前の歯磨きは必要です。
理想を言えば、夕食の後にヨーグルトを適量食べ、その後歯磨きをし、2~3時間経ってから眠るというのがベストです。
適切な朝のヨーグルトの食べ方
夜、ヨーグルトを食べるとメリットが多いことが分かりましたが、朝食べてはいけないというわけではありません。
ただ、食べる際には適切な量をとることや注意点などもあります。
次のことに気を付けてヨーグルトを朝に取り入れてみてください。
ヨーグルトの食べ方
朝ヨーグルトを食べる際は朝食前に食べるといいでしょう。
ただ、腸がびっくりしてしまうので、レンジで少し温めて食べるのがオススメです。
人肌程度に温めることで腸にやさしいだけでなく、ヨーグルトに含まれる菌が活発に動くからです。
フルーツを入れる時も、レンジで温めれば体を冷やす心配もありません。
「加熱するとフルーツに含まれるビタミンCが壊れてしまうのでは?」と思うかもしれません。
でも、30秒程度の加熱ならビタミンCが壊れることはなく、フルーツの甘味も増すなどメリットも多いです。
また、朝ヨーグルトを食べる場合は食べる前にコップ1杯程度の水を飲むのもおススメです。
胃腸が活発に動き、ヨーグルトに含まれる栄養分の吸収アップにつながります。
便秘でお悩みの方は食後にヨーグルトを食べるようにしましょう。
胃酸の影響を受けにくくなるからです。
適切な量
いくらローカロリーなヨーグルトとは言え、タイミングを誤ったり、大量に食べ過ぎると太る原因になってしまいます。
適切なタイミングで適切な量を毎日続けて食べることが大切なんですね。
注意点
朝、ヨーグルトを食べる際の注意点は、食前にヨーグルトを食べると胃酸の働きで善玉菌が死滅しやすい状態になることです。
そのため、フルーツなどを入れる場合はフルーツを食べた後にヨーグルトを食べれば、善玉菌が腸に届きやすくなります。
善玉菌がしっかりと腸に届けば、腸内で増殖し腸内環境の改善につながります。
また、朝ヨーグルトを食べる時はヨーグルトだけで済ますのはNGです。
健康や美肌にいいヨーグルトも、それだけでは午前中活動するエネルギーには不十分です。
空腹を感じなくても、体は飢餓状態に陥ってしまい、エネルギーを貯えようと脂肪をため込もうとしてしまうのです。
知らず知らずのうちに、脂肪をため込みやすい体へと変わってしまいます。
朝食をヨーグルトだけで済ましていると太りやすい体質を作ってしまうなんて驚きですよね。
自分にあったヨーグルトを選ぼう
スーパーやコンビニのヨーグルト売り場を見てみると、さまざまな種類のものが売られているのが分かります。
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌や乳酸菌の種類もさまざまで、自分の体に合っていないヨーグルトを食べ続けても、相性が悪いものだと意味がありません。
人それぞれ腸内細菌の種類は違っており、どのヨーグルトが合うのかも人によって違うのです。
つまり、自分の腸内環境に合うヨーグルト選びが大切ということです。
では、どうやって自分と相性がいいかどうか見極めることができるのでしょうか?
最も簡単な見極め方としては同じヨーグルトを2週間ほど食べてみることでしょう。
2週間食べてみて体調やお肌、便通などが改善したら、自分に合ったヨーグルトだと分かります。
逆に何の変化もなければ、自分に合っていないということです。
別のヨーグルトをまた2週間試してみましょう。
きっと、自分に合ったヨーグルトが見つかるはずです。
まとめ
ヨーグルトを食べると太るのか、朝、夜それぞれの適切なヨーグルトの食べ方や注意点などを解説しました。
タイミングを間違ったり、大量に食べるとヨーグルトで太ることもあります。
適切なタイミングや量を意識して、毎日の生活に自分に合うヨーグルトを取り入れてみてください。
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