キュッと引き締まった美しいフォルムの美尻には、誰もが憧れを抱くでしょう。
理想的なお尻を目指してヒップアップに励んでいる方は、まず自分の今のお尻の状態を把握する必要があります。
今の状態が分かれば、お尻の形が悪くなってしまった原因・対策を考えられるでしょう。
この記事では理想的なヒップサイズを知る方法と、お尻にコンプレックスを抱えている方に多いお尻の状態を分類別に説明します。
ヒップアップのポイントもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
理想的なお尻のサイズとは
目指すべき理想的なお尻のサイズは人によって好みが変わりますが、一般的な美尻を示すための計算式が存在します。
この計算式を基準と考えて、目標のヒップサイズを決めると良いでしょう。
身長とのバランスが取れる「身長×0.54」が理想
理想的なお尻のサイズの計算式は身長をもとに算出します。
身長×0.54＝理想のお尻のサイズ
この計算式を平均的な日本人女性の身長を当てはめてみると
身長が165cm＝89.1cm
身長が160cm＝86.4cm
身長が155cm＝83.7cm
身長が150cm＝81cm
こちらが理想のヒップサイズです。自分のヒップサイズと比較すると良いでしょう。
理想的なお尻の特徴3つ
理想的なヒップサイズの計算式を紹介しましたが、上記のサイズのお尻でも、お肉が垂れてしまっていたり横に広がったような状態のお尻を美尻とは呼びません。
ここでは、理想的なお尻の特徴を説明しましょう。
骨盤に沿った丸みのある柔らかなフォルム
日本人の骨盤は欧米人と違って後傾気味なため、腰からお尻に脂肪がつきやすくなっています。
そのため、脂肪の量が適度であれば、骨盤に沿って緩やかな丸みのあるヒップラインになるでしょう。
柔らかなフォルムは、女性らしさの象徴だと言えます。
ハリ感のある引き締まった表面
しっかりと筋肉のついたお尻はハリがあり、若々しいイメージになります。
お尻の筋肉を正しい方法で鍛えれば、その柔らかさは残ったままハリのある桃のようなヒップが手に入るでしょう。
適度な脂肪と弾力のあるヒップ
お尻は柔らかく弾力の状態が美しいと感じられることが多いため、適度な脂肪が必要です。
しかし、ただたくさんの脂肪がついているだけでは、お肉が重力に負けて垂れ下がってしまう恐れがあるので、筋肉で脂肪を支える努力をしなくてはいけません。
お尻のタイプをチェックしてみよう！
自分のヒップにコンプレックスを持っている場合でも、現在のお尻の状態を正確に把握できていない方が多いです。
なぜお尻の形が崩れてしまったのかを知るためにも、自分のお尻の状態を知りましょう。
パンツを履けばわかる！4種のお尻タイプ
自分のお尻の状態は、パンツを履いた状態で鏡の前に立つことで分かります。
お尻がしっかり映るように、大き目の鏡を用意しましょう。
1.「垂れ尻タイプ」の特徴
パンツの下部からお尻のお肉が垂れ下がるように出てしまう状態で、脂肪の量に関係なく運動不足・加齢・出産などの原因で脂肪が垂れ下がっています。
垂れ尻タイプの方は歩いている時に、あまり足が体より後ろに行かず、膝を曲げたままになる傾向があるでしょう。
また、 自分の手で垂れているお尻のお肉を持ち上げてみると、足が長く見えます。
2.「扁平尻タイプ」の特徴
お尻のサイズ自体は小さく見えるものの、のっぺりとしており、お尻の盛り上がりが少ないです。
お尻に脂肪がつきにくい痩せ型の方に多いお尻で、骨盤が前傾しているために下腹部がぽっこりと出やすくなります。
骨盤周りの筋肉が弱いので、無意識に足を組んでしまう癖がある方もいるでしょう。
お尻が小さめのボーイッシュな体型とも言えます。
3.「出っ尻タイプ」の特徴
お尻が後ろに突き出た状態で、骨盤が前傾し過ぎて腰が反っています。
お尻のお肉が上下にパンツから出てしまうタイプで、腰痛になりやすく、腹筋が苦手な傾向があります。
バランスを取るために、歩く時にあごが上がり気味になってしまう方が多いです。
4.「四角尻タイプ」の特徴
筋トレやランニングでお尻の筋肉が鍛えられている方のお尻です。
触り心地が硬い・お尻に力を入れるとエクボのような凹みができる・足を揃えて立つと両足の間に隙間ができないなどの特徴があります。
お尻の形状変化の原因とは
赤ちゃんや子供のお尻は丸くプリッとしていて、まさに理想のヒップラインだと言えます。
しかし大人になって加齢が始まると、どんどんヒップラインが崩れやすくなってしまうのです。
お尻の筋肉は衰えやすいため、若い頃から同じ体重を維持できている方でも、努力をせずに美尻を維持することは困難です。
ここからは、お尻の形状が変化してしまう原因を紹介します。
筋肉老化
特に運動不足でデスクワークの方は、意識的なトレーニングをしなければ、加齢とともにお尻の筋肉が衰えていきます。
20代から老化現象が始まる方も多く、お尻の筋肉を使う機会が少ない方ほど早くお尻の老化の進みが早くなります。
こうしてお尻の筋肉が衰えると、脂肪は重力に逆らえずに垂れ下がる・横に広がっていくでしょう。
骨盤のゆがみ
間違った姿勢や足を組む癖などによって骨盤がゆがんでしまうと、お尻周りの筋肉が上手に使えなくなります。
骨盤がゆがんだまま筋トレやストレッチを続けても、効率良くヒップラインを整えられません。
本来つくべきではない部分に脂肪がつきやすくなるため、骨盤のゆがみは早々に直す必要があるでしょう。
理想的なお尻を作る方法
理想的なヒップラインのお尻を作るためには、下記のような方法があります。
自分に適した方法を取り入れて希望のヒップを手に入れましょう。
ヒップアップトレーニング
お尻には大きな筋肉があるものの、デスクワークが多くなった現代では、お尻の筋肉を使うこと自体が減っています。
ヒップアップトレーニングで意識的にお尻の筋肉を鍛えれば、脂肪が引き締まって美しいヒップラインになるでしょう。
ヒップの保湿ケア
ヒップラインが整っていても、ニキビやざらつきのあるお尻を美しいとは言えません。
お尻は下着による締め付けや衣類との摩擦によって、肌が荒れやすい部分でもあるのです。
お尻にも顔と同じように保湿をする習慣をつけて、ボディオイルやクリームによるお尻ケアを行いましょう。
また、自分のお尻のサイズに合った下着を身につけることも大切です。常にお尻を締め付けることを止め、最適なサイズの下着を選ぶと良いです。
ヒップアップの効果的な方法まとめ
より早くヒップアップするためには効果的なヒップアップトレーニングを取り入れる必要があります。
ヒップアップトレーニングを続ければ、何歳になっても美しいフォルムでハリのあるお尻を維持できるでしょう。
自宅でできるヒップアップトレーニング10選
こちらの記事では、お尻のヒップアップトレーニングの中でも、初心者が実施しやすく効果を感じやすいトレーニングを紹介しています。
毎日行うことが大切なので、ヒップアップトレーニングを習慣化させましょう。
まとめ
理想のヒップラインサイズ・形状や、問題のあるお尻の特徴を紹介いたしました。
理想的なお尻を手に入れるために、まずは自分のお尻の状態を把握し、より効果的なアプローチでお尻の形を変えていきましょう。
キュッと引き締まったヒップラインになれば、どのようなファッションも楽しめます。
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